OUTSOURCING POLICY
中京テレビ放送の番組向上は、多くの制作会社の協力なくしては実現することができません。そのためには両者が対等なパートナーであることを常に念頭に置いて相互理解を深め、緊密な協力関係を維持発展させていくことが必要であると考えます。これにより、視聴者に真実を伝え、生活に有益な情報を提供できるよう、より一層努めてまいります。
制作会社等との番組制作委託取引にあたっては、制作会社と諸条件についてあらかじめ十分に協議し合意のうえ、契約書等の文書化を行います。継続的取引に関しては少なくとも年に1回は制作会社等との間で契約に関する協議を行います。
また、制作委託に際しては「独占禁止法」「下請代金支払遅延防止法」「下請中小企業振興法(振興基準含む)」等の関係法令、民間放送連盟の「番組制作委託取引に関する指針」を遵守するなど、コンプライアンス上、十分な注意を払います。
民間放送事業者は、放送の社会的責任と公共的使命を重んじ、公共の福祉の増進、文化の向上、社会・経済の発展のため、豊かでより良い放送番組の提供に努める。
そのため、放送事業の根幹をなすとともに、いまやあらゆる伝送路を通じての提供が期待されている放送番組に関し、制作環境の一層の整備・充実を図り、流通システムの構築・円滑化等を進めることは極めて重要である。その実現にあたっては、放送番組の価値の最大化を目指し、対等なパートナーとしての番組制作事業者と放送事業者とが、さらに相互理解を深め、緊密な協力関係を維持発展させていくことが望まれる。
その一環として、テレビの番組制作委託取引にあたっては、言論・表現および放送番組編集の自由の確保を前提にしつつ、独占禁止法等の関係法令を遵守するとともに、以下の基本的な指針により、さらなる公正性・透明性の確保を行い、良質な番組の創造と活用を推進する。
なお、細目および各社ごとの具体的な取扱いについては、必要に応じ、各民間放送事業者が自主的に定めるものとする。